タンク底に固着した流体を破壊したい。
またバルブ内部にも流体が固着するため洗浄したいが、毎回バルブを取り外すのに手間がかかる。
タンクバルブの弁体を尖らせることで固着物をタンク底部から破壊できるようにしました。
バルブ内部は固着する箇所を洗浄できるようノズルを設けバルブを外さなくても内部を洗浄できるようにしました。
タンクの上から棒で固着物をつついて破壊していましたが、開閉時に自動的に固着物が外れるようになり、流体をスムーズに抜き出せるようになりました。
毎バッチごとバルブを取り外す手間が省けました。
流体がタンク内から排出され、流体の残量がなくなるギリギリまで温度を測り続けたい。温度計の校正を定期的に行うため、バルブを分解することなく温度計を取り外せるようにしてほしい。
シリンダー下には温度計を抜き出せるスペースがなかったため、横から温度計を着脱できるタイプをお勧めしました。
釜に温度計を取り付ける必要がなくなりました。温度計とOn-Offバルブ、1台2役で助かります。テフロンコーティングをしていただいたため腐食性の高い流体を流してもバルブが腐食する心配がありません。
流量が調整できる、中間開度でも使用可能なジャケット付きの自動式バルブが欲しい。
エアーで開閉を行うアングルコントロールバルブをご提案しました。センサーからの信号で正しい流量を流すことができます。
手動ではなく自動で流量をコントロールできるため、流量のばらつきがありません。
流し始めの製品規格に満たないフィルム用ポリマー(ダストポリマー)を抜き取りたい。
高温高圧の条件下で使用するため、適当な機器がない。
コンパクトかつデッドスペースのない鋳込みヒーター付きプラグバルブをご提案しました。流体が最終製品として流れる直前にドレン機構を設けたので、製品規格に満たないポリマーは排出することができました。
ハンドル操作で簡単に切り替えられるようになりました。ドレンの抜き取りと切り替え操作がバルブ1台でできるため、限られたスペースでも設置することができました。